我々は、日本の超高齢化社会が進む中、ヒューマンIoT(人情報のインターネット化)が在宅介護や予防医学において重要となってくると考えている。血圧はその中でも重要な健康情報である。この血圧は、上りすぎる、もしくは下がりすぎると、圧反射と呼ばれるメカニズムで標準状態へ調節される。我々は、このメカニズムにおける1) 心臓、そして2) 血管の働きを非侵襲的に測定する技術を開発し、3) そのためのウェアラブル測定機器や4) 装着用具を作製した。本研究では、これらの新規技術を使い、若年者の睡眠状態と疲れの一因を見出した。
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