研究課題
夜勤を伴う交代制勤務に従事する看護師または介護士10名と日勤のみに従事する看護師または介護士10名を対象として、日常生活時の身体活動、食事、睡眠、皮膚温、眠気、疲労、気分、食欲、満腹感等に関するモニタリング調査を実施した。これらのモニタリングは小型で携帯性に優れた機器(加速度センサー、温度センサー、アンドロイドOSデバイス)または日誌(食事内容、睡眠時間帯)を用いて1週間にわたり経時的に実施した。具体的には、腰または手首に装着する加速度センサーを用いて身体活動および睡眠覚醒リズムを測定、温度センサーを足首に装着し皮膚温を測定、食事、眠気、疲労、気分、食欲、満腹感等については、アンドロイドOSデバイスに質問紙調査等を実装し、日常生活下のものを把握した。なお事前に、眠気、疲労、気分、食欲、満腹感等を記録するためのアンドロイドOS用のアプリケーションを作成し、調査に使用した。モニタリング調査開始前には習慣的な睡眠、食事、身体活動・運動、生活習慣病や心身の健康に関するアンケート調査、モニタリング調査終了後には、採血および唾液採取を実施し、脂質代謝マーカー、糖代謝マーカー、ストレスマーカー、炎症マーカーについて計測した。これと平行して、日常生活モニタリング調査として、大学生を中心とする健常成人44名を対象として、日常生活時の身体活動、皮膚温、睡眠、食事、眠気、疲労、気分、食欲、満腹感等に関する同時モニタリングを1週間連続で実施した。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
Chronobiology Internationl
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10.1080/07420528.2016.1273942
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