研究課題/領域番号 |
15K12720
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
友田 明美 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授 (80244135)
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連携研究者 |
藤澤 隆史 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命講師 (90434894)
島田 浩二 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (00711128)
小坂 浩隆 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授 (70401966)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 自閉スペクトラム症(ASD) / マイクロRNA / バイオマーカー / 視線計測検出装置 / オキシトシン受容体(OXTR)遺伝子多型 / Gazefinder / 発達コホート調査 / 社会的情報 |
研究成果の概要 |
自閉スペクトラム症(ASD)の発症リスク因子である環境ストレスとしてのミクログリア活性化分子ネットワークに着目し、ASDのバイオマーカー候補としてmiRNA(micro-RNA)解析を行った。 福井県A町で出生した子の発達に関する前向きコホート調査参加者の母子に対し、視線計測検出装置による社会性の評価を行った。その結果、母のメンタルヘルスは乳児期における子の社会性発達へ影響することが示唆された。また、月齢により異なる側面の社会性が発達するが、その発達の程度はOXTR遺伝子多型によって異なる可能性が示唆された。 本成果は、ASDの病態解明を目指した臨床応用への足掛かりになりうる。
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自由記述の分野 |
小児精神神経学、小児発達学
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