研究課題
挑戦的萌芽研究
細胞膜上には様々な情報伝達分子が存在する。それらを細胞膜上で操ることができれば、膜上での生体応答現象の解析が容易になると考えた。本アイデアを実現するために、細胞膜に分子をつなぎとめる新たな分子錨(アンカー)の創成とその利用を考案した。天然由来のアンカーであるドリコールの全トランス型アナログ(炭素数100)をアンカー分子に想定し、その初めてとなる合成を達成した。
天然物化学