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2016 年度 研究成果報告書

仔マウスの行動に対する雄生殖細胞の次世代継承エピゲノム変化に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12764
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 基盤・社会脳科学
研究機関東北大学

研究代表者

大隅 典子  東北大学, 医学系研究科, 教授 (00220343)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード加齢精子 / エピゲノム変化 / DNAメチル化 / ターゲットメチローム
研究成果の概要

Pax6遺伝子変異ヘテロ接合(Sey)雄マウスより得られた精子と、若齢の野生型雌マウス卵子を人工授精して得られた仔マウスにおいて、精子の由来が若齢か高齢かによって、リスク因子を受け継いだSeyマウスの行動の表現型が異なることを明らかにした。また、野生型マウスの若齢および高齢の精子のメチル化について全ゲノム解析を行うことにより、高齢精子において若齢精子と異なるDNAのメチル化領域(DMRs)を同定した。DMRsの近傍には神経機能や神経細胞に関与する遺伝子が濃縮されていることがわかり、父加齢によるDMRsの成立が子孫の発達障害のリスクとなる可能性が示唆された。

自由記述の分野

神経発生学

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公開日: 2018-03-22  

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