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2015 年度 実施状況報告書

生きた教育の場としての医療倫理シミュレーション・専門職責任教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K12807
研究機関旭川医科大学

研究代表者

石川 洋子  旭川医科大学, 医学部, その他 (30550660)

研究分担者 濱田 珠美  旭川医科大学, 医学部, 教授 (00374273)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード医療倫理教育 / シミュレーション教育 / 問題解決能力
研究実績の概要

本研究は、複雑で解決困難な医療倫理の諸問題を考え悩む抜くために、学習者の立場に関して、受身的な情報の受け取り、または他人の決断の批評という立場から、積極的な役割へと視点を変える体験型医療倫理シミュレーション教育・専門職責任教育プログラムの開発を最終目標とする。
平成27年度は、まず学習者のニーズとレディネスを把握するうえで全国の医療系大学におけるシラバスの収集・分析を行い、医学教育・看護学教育における医療倫理教育の現状を確認した。また医療分野におけるシミュレーション教育について文献検討を行い、その実情と課題を明らかにすることを目指した。これらの成果をもとに学習者の設定とそれに応じた学習・教育目標を検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究の基礎となる学習者のニーズの把握に関して、医療倫理教育ならびにシミュレーション教育の現状を把握したことで一定の見通しが得られた。しかし教授カリキュラムマップの作成に関しては遅れているため、平成28年度計画と並行して学習成果の決定、教授計画の明確化を行う。

今後の研究の推進方策

基本的な推進方針については交付申請書に記載したとおりであるが、シミュレーション教育終了時の知識・技術の到達度、学習者の問題解決能力のレベル設定を検討する。
また海外研究協力者との共同研究会開催に向け、準備を進める。

次年度使用額が生じた理由

次年度使用額13,800円が生じた理由は、研究遂行のための備品(ビデオカメラ)が他の資金で購入できたことによる。

次年度使用額の使用計画

海外研究協力者との研究会・打ち合わせのための旅費として使用予定である。

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公開日: 2017-01-06  

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