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2018 年度 研究成果報告書

行為と形象の間-近代の書における「臨書」の諸相をめぐる考察

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12822
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 美学・芸術諸学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

萱 のり子  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70314440)

研究協力者 小林 真由香  
北田 創  
藤井 美和子  
門口 絵美  
富川 展行  
太田 菜津子  
櫻井 佑美  
笹見 ゆかり  
五十井 玲衣  
中村 清美  
古田 瞳  
坂本 枝弥  
藤田 彩花  
岡村 美里  
内山 裕美  
浦 有希  
茂木 絢水  
石原 敬子  
押野 加奈  
田中 有紗  
白石 紗雪  
林 美月  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード臨書 / 行為 / 形象 / 近代 / 教育 / 和歌
研究成果の概要

近代における東西の交流は、東アジアにおける伝統と近代の交差として顕れている。書は美術ではなく従来の書のままでもない、個性表現を求めてきた。本研究の成果は、それを概念的にのみ扱うのではなく、経験的に多様な角度から照らして分析・考察を試みたことである。(1)和歌と密接な関係にある仮名に焦点をあて、その美的様相をモダニズムの観点と交差させて考察した。(2)学校教員による「臨書」の授業実践を検証し諸相を報告した。

自由記述の分野

芸術学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近代以降、学芸領域の実践および研究教育の進展は、諸領域が細分化される方向へ向かってきた。その功罪は、本研究の対象である「臨書」という行為に象徴的に現れている。うつす(写す、移す、映すなど多義)行為に関連する意識のあり方は、書というジャンルのみならず、学ぶこと、伝える(伝わる)ことなど文化全般に関わる課題と通底している。その構造的側面に着眼しえたことは、近代以降の諸現象の考察に関する意義をもつ。

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公開日: 2020-03-30  

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