3年間の研究では聴覚・視覚刺激と振付言語の関係性についての考察を行った。1)身体運動と、モーションキャプチャー、サウンドモーフィングシステムとの相互関係に着目し、環境システムが身体知覚をどこまで拡張し、芸術表現に具体的な手法として影響を与え得るか、2)1)の結果から、カメラトラッキングによるモーションキャプチャーに着目し、空間・時間・芸術性・技術性から、システムのパラメーター設定を再検証、3)2)の結果を踏まえ、舞踊作品”TranSenses"を創作し、Japan Society NY,Tangente Montrealにて発表。各専門研究家、批評家からの有意義な評価を得た。
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