研究課題
挑戦的萌芽研究
アメリカ等における現地調査によって、明治・大正・昭和初期における日本人による英語著作の網羅的収集を行い、その総体的把握を行うことができた。当初の見込みをはるかに上回る150冊以上の英語テクストがあることが確認できた。さらに、その多くが仏教研究者あるいは仏教者によるものであることがわかった。その背景には、明治期における仏教への内外からの批判的対応と誤解があり、仏教の近代化を目指した改革運動が多くの英語著作に関わることが明らかになり、次の研究課題へとつなぐことができた。
英語文学