研究課題
挑戦的萌芽研究
ソビエト政権樹立期における文化政策、とりわけ帝政末期の古聖像「発見」を契機とする聖像の調査研究、修復展示に着目し、旧体制下で形成された美術コレクションの委譲、聖像や聖遺骸など礼拝の対象となる教会財産の接収、新規の博物館開設等を通じて行われた文化財保護政策、それにともなう新たな展示空間の形成過程について資料を収集し、文献調査を行なった。調査結果は、関連する事象を年譜に整理し、報告書にまとめて刊行した。
人文学