外国語教育・大学教育・まちづくり(グローカル人財育成、市民性形成と地域活性化)の新たなモデル構築(特に多言語・多文化状況にない地方都市における)に向けて以下を実施。 1.前年度のリフレクションおよび、参与観察にあたった連携研究者の研究結果に基づいて教育プログラムの改良を行い、また年度末にそのプログラムのリフレクションを実施。 2.モデルとしての「弘前×フランス」プロジェクトに参画した学生の参与観察およびインタビューを実施。リフレクションのアンケート調査の土台として、地域団体との連携による「まちなか企画」、「弘前×フランス」プロジェクトin むつ(他地域での応用、高大連携ワークショップ)の実施とふりかえりアンケートの実施、学生主体活動の集大成としての9月末のイベント(「フランス日和~マルシェ2017」)の実施と履修生を対象とした連携研究者による学生主体イベント当日の参与観察を実施。 3.上記イベントに集結した4大学(弘前大、慶應義塾大、宮城学院女子大、大阪産業大)混合チームによるワークショップおよび「まちあるき」(ワークショップ・ツーリズムを通じた学生交流」)の実施と参与観察。〔9月〕 4.今後の研究連携に向けての予備調査を兼ね、「ワークショップ・ツーリズムを通じた学生交流」の調査目的により、弘前大生による慶應SFC訪問。両大学混合チームによるグループワーク(ディスカッション)およびプレゼン交流、その参与観察の実施。ディスカッション交流についてのふりかえりアンケートの実施。〔11月〕 5.年末の学生主体活動全体のふりかえりアンケートおよび主体性と協同性を引きだすワークショップデザインに関する公開ワークショップの実施とその参与観察・アンケート実施〔1月〕ほか、以上の研究成果についての論考発表、国内学会発表。4年間の「弘前×フランス」プロジェクトの総括としての企画展の開催。
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