本研究では、まずメタバース(ウェブ上の仮想三次元空間)上に設置されたバーチャル病院を活用し、フィンランドの看護学生とのインタラクションを通じた医療英語体験型学習(バーチャルインターンシップ)を可能にする環境を構築する。次に、このウェブ空間において学習者と仮想世界が相互構成的に生み出す学習プロセスの特質と整合性を持たせたテキストのサンプルユニットを編集した上で、仮想空間と教室内学習とを相補的に組み合わせたブレンディド学習プロトタイプ教材を開発し、現場で実際に使用したのち学生のメタ認知能力や動機づけの変化を調査した。
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