本研究では韓国語リーディングにおける流暢性向上のための新たな表記指導モデルを開発することを目的とし、日本人学習者の「分かち書き」の誤りが発話速度とポーズに及ぼす影響を考察した。そして、「分かち書き」の指導法を改善することで韓国語リーディングにおける流暢性が向上できることを示唆した。本研究期間の研究成果として、(1)韓国人留学生における「分かち書き」の使用実態を考察した論文発表、(2)日本人韓国語初級学習者における「分かち書き」の使用実態・認識調査を考察した論文発表、(3)日本人初級学習者の韓国語リーディングにおける音響的特徴が韓国語のリーディング流暢性に及ぼす影響に関する学会発表を行なった。
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