| 研究課題/領域番号 |
15K12926
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| 研究機関 | 北星学園大学短期大学部 |
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研究代表者 |
田中 直子 北星学園大学短期大学部, 短期大学部, 講師 (20733702)
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| 研究分担者 |
森越 京子 (横山京子) 北星学園大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (40299730)
トムソン ヘイディ 室蘭工業大学, 工学研究科, 特任准教授 (40749149)
藤田 玲子 東海大学, 公私立大学の部局等, 教授 (90366930)
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| 研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| キーワード | 通訳案内士 / 通訳ガイド / ガイド教育 / ガイドトレーニング / ホスピタリティ教育 / 英語教育 / ツーリズム / 観光ガイド |
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| 研究実績の概要 |
英語による観光ガイドのテキスト「Introduction to Tour Guiding in English: Hokkaido」を出版した。特に英語による観光ガイド学習の入門書に相応しい英語の難易度、情報量とした。大学教員と現役の通訳案内士が執筆し、グローバルなツーリズムの現状や日本文化、北海道の観光地、英語によるガイディングの必須表現や業務に関する知識、心構えなどアカデミックな知識と実践的なスキルの両方を学ぶことができる教材となった。
大学生が実践的なガイド訓練を行う模擬観光バスツアーを２回に分けて実施し、１回目は学生が有資格ガイドからガイドされる「ガイド学習ツアー」、２回目は過年度同様学生が外国人ボランティアを英語でガイドをする形とした。参加者フィードバックから本ツアーの実践的な面は特に学生の「ガイド業務への理解、興味関心の増加」「英語のコミュニケーションスキル向上の必要性認識や学習へのさらなる動機づけ」「日本に関する知識の不足認識」などの点において高評価であると分かった。有資格ガイドからは大学におけるガイド教育導入に賛同する意見が多く見られた。
全国の有資格通訳案内士約70名を対象に、「通訳案内士の研修のあり方」に関するオンラインアンケート調査を実施した。実践的な実地研修やベテランガイドの模範ガイディングを観察する研修の有効性、必要性を認める意見が多くあった。一方、現役ガイドからは、今後予定される資格更新の為の必須研修制度導入について研修時間や頻度、研修のレベル分けなどへの様々な要望があることが分かった。
これまでの研究成果の発表については、研究チームメンバーによる学会での発表、論文投稿を通じて本研究の目的と調査結果を広く公表する機会を得た。
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