本研究課題である「『法と文学』研究及び『法教育』実践の基礎的研究」における3年間の研究成果として、研究面では、後述のような様々な論文と学会などでの報告や講演に結実し、また、教育面では、大学等の授業で、特殊講義の形式で「法と文学」の講義を開講し、毎年計600人以上の学生の受講者を得た。特に、後述のような民事訴訟法・司法制度に関する諸論文を公刊するなかで、本研究成果自体を貴重な資料として活用することができた。しかも、海外発信として、後述の諸外国における研究成果の一端の報告も行った。今後、研究資金の提供を受けたことを感謝し、さらに、その成果を具体的に生かして行きたいと考えている。
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