研究課題
挑戦的萌芽研究
「セキュリティ」・「安全」について、具体的事例(自然災害、サイバー・宇宙、公衆衛生、エネルギー等)の学際的比較検討を通して、両領域包括する分析枠組みとして「ハザード→メディア→結果」のループを提示した。事例の相互比較により、各分野におけるハザードの特性、意図的次元、物理的次元の相対的重要性の違い、リスクを内生的に増幅させるメディアの有無、リスク増減の時間的スケール・プロセスの違い等を明らかにし、それらに対応するために必要なレジリエントなガバナンスのあり方(連結性の削減、冗長性の確保、事後対応の準備等)とその課題についての検討を行った。
行政学