研究課題/領域番号 |
15K12989
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
真渕 勝 立命館大学, 政策科学部, 教授 (70165934)
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研究分担者 |
小西 敦 京都大学, 公共政策大学院, 専門職大学院特別教授 (10431884)
上川 龍之進 大阪大学, 法学研究科, 准教授 (40346656)
中村 仁 日本経済大学, 経営学部(渋谷キャンパス), 准教授 (50435252)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | リスク管理 |
研究実績の概要 |
われわれは常に様々なリスクに囲まれ、ときにそれが現実化したとき危機に遭遇する。リスクが現実化した直後、各種の対応策を検討し、それらを講じる。しかし、時がたてば事件・ 事故は静かに忘れさられ、対応策もおざなりにされる。そのようなことをわれわれは繰り返して きた。リスクはあくまでも確率として把握されるために現実感に乏しく、危機は滅多に起きない ために緊迫感が薄いためであろう。 本研究の目的は、様々な分野におけるリスク(地震・津波、新型インフルエンザ、金融危機、 テロ)を横断する対応策を一定の様式に従って整理することによって、相互学習を可能にする「リ スク管理のプラットフォーム」を作成し、リスク管理全般への関心を継続させる方策を提示することであった。 その研究成果は、執筆中の『公共政策』(有斐閣)におけるリスク管理に関する各論「11章 新型感染症」「12章 地震と津波」等を総括する総論部分「10章 リスク管理論の概要外商害よ」としてまとめられることになる。
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