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2017 年度 研究成果報告書

東アジア人権ガバナンスの競合と複合化―「アジア市民社会」と「アジア的価値」

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12997
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 国際関係論
研究機関九州大学

研究代表者

大賀 哲  九州大学, 法学研究院, 准教授 (90445718)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードアジア的価値 / 人権レジーム / ASEAN / AICHR / アジア市民社会
研究成果の概要

本研究では東アジア人権ガバナンスにおけるグローバル規範と地域規範の競合と協働を検証した。①地域レベルの人権レジーム構築の動きと課題、人権NGOの活動、②マレーシアとフィリピンに着眼した事例研究、③ビジネスと人権分野の制度構築過程を分析した。その結果、①人権委員会・人権NGOの地域連携が進んでいるものの、地域人権レジームの制度設計に市民社会の動きが反映されていない点、②マレーシアとフィリピンでは人権委員会・人権NGOの政策提言、人権救済活動が一定の成果をあげていること、③ビジネスと人権分野では人権規範化が進んでおり、今後この分野から人権制度構築が進展していく可能性があることが明らかになった。

自由記述の分野

国際関係論

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公開日: 2019-03-29  

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