研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は安全保障論・警察行政法・出入国管理行政論・水産政策を超えた包括的な枠組みをもとに日本の国境警備の実態を検討することであった。そのために研究を進めた結果、日本の国境警備で2010年代に常時問題となっているのは尖閣諸島周辺海域のみであること、また国境警備をめぐる諸問題は一研究分野に留まるものではなく相互に関連しているために、その解決には総合的な施策が必要であり、その一部は既に実施されつつあることなどを解明した。
国際関係論