研究課題
挑戦的萌芽研究
企業の外部環境が循環性を示さなくとも、企業固有の理由で生産水準を循環的に変動させることが合理性であることがある。特に生産の循環的変動を同期することは事業所間の取引決定において重要であり、企業間取引ネットワーク形成の1要因となる。有機化学工業において、生産活動は実際に平準化されておらず循環的性格を持つこと、それら変動は出荷の変動という外生的な要因が反映されたものではなく、自律的に生じたものであることを実際に確認できる。
経済政策