研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、インドの訪問面接調査で得られた個票データを用いて、国際的に注目されている福祉尺度である幸福度、多次元貧困指標、健康等価所得の三つの尺度を比較分析した。その結果、①幸福度は必ずしも所得水準と関連せず、弱くしか相関しない、②低所得層における健康等価所得は所得アプローチとほぼ同じである、③低所得層における貧困の実態は多次元貧困指標の方がより適切に分析が可能である、の三点を解明した。
開発経済学