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2018 年度 実績報告書

オムニチャネルの構築による流通サービスの変化

研究課題

研究課題/領域番号 15K13055
研究機関関西学院大学

研究代表者

山本 昭二  関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (80220466)

研究分担者 西原 彰宏  亜細亜大学, 経営学部, 准教授 (10634272)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード選好形成 / オムニチャネル / 選択行動 / 流通システム / 電子商取引
研究実績の概要

本研究は、科研費基盤(B)(課題番号:17H02578)と連動して、消費者が様々な場面で選好を形成しながら購買に至る様子を計測して、選好の形成に影響する要因等を検討することを目的としている。俗にオムニチャネルと呼ばれる、ブランド経験を各チャネルで統一的に形成するための試みが成功するためには、消費者の選好が徐々に変化しながら各チャネルが役割を果たしつつ連動する必要がある。
今回の研究では当初の1年間で従来行っていた各企業へのヒアリングをまとめて、ある種の結論を得た。その結果は、高島屋を事例とした事例研究となっている。
2年目以降は、選好が形成される状況をPCとスマホで店舗への出向前と出向時でどの様に変化するのかについて計測するシステムを構築することを目指していたが、システムのhtml5化にかなりの時間を要したので、研究期間を延長して4年目に実証実験を行うこととした。
2年目に改修したシステムの作動については問題無かったが、実際の実験を行う際に不足する機能があることがわかり、急遽改修を行ったため実証実験の時期が遅くなってしまった。最終的に実証実験はチョコレートとテレビの購買を前提としてそれぞれコンビニエンスストア、家電量販店に出向するフィールドを使った実験を実施した。被験者はそれぞれ40名であったがデータが取得できることは確認され、実験の実施における新たな問題点も出てきたので、引き続きシステムを改修することを検討している。
このデータの分析を6月までに終えて学会での研究発表を行う予定である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2018 その他

すべて 学会発表 (5件) (うち国際学会 3件) 備考 (1件)

  • [学会発表] ダイエットサプリ利用者のロイヤルティ探索 :日本リテンション・マーケティング協会との共同研究報告2018

    • 著者名/発表者名
      西原彰宏・新倉貴士
    • 学会等名
      第56回消費者行動研究コンファレンス
  • [学会発表] 消費者によるモバイルなどを利用した情報接触と購買の関係把握 ~オムニチャネル時代の顧客経験マネジメントに向けて~2018

    • 著者名/発表者名
      西原彰宏・鶴見裕之・太宰潮・奥谷孝司
    • 学会等名
      第68回日本商業学会全国研究大会
  • [学会発表] An Inquiry on Engagement Behavior and Customer Relationship in Omni-Channel Retailing.2018

    • 著者名/発表者名
      3.Ushio Dazai, Akihiro Nishihara, Takashi Okutani, and Hiroyuki Tsurumi
    • 学会等名
      2018 International Conference of Asian Marketing Associations
    • 国際学会
  • [学会発表] The importance of the third-parties on the brand incubation process: Consideration from Kaneko Optical.2018

    • 著者名/発表者名
      Tetsuma Emmaru, Mitsuo Wada,b Takashi Nikura, Akihiro Nishihara and Kazuhiro Suzukie,
    • 学会等名
      2018 International Conference of Asian Marketing Associations
    • 国際学会
  • [学会発表] Patterns of Servitization in Manufacturing2018

    • 著者名/発表者名
      Miura、 Tamao and Shoji Yamamoto
    • 学会等名
      10th Servsig 2018
    • 国際学会
  • [備考] サービス・マーケティング研究室

    • URL

      http://www.servicequality.jp/

URL: 

公開日: 2019-12-27  

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