研究成果の概要 |
本研究は, 2年間にわたり, わが国における保育ソーシャルワーカーの導入に焦点を当てて, より高度な専門職の育成をも含めた一連の養成支援システム(富山モデル)の構築を目的に研究を行った。 まず, 1年目は, 保育現場等におけるソーシャルワーカーの必要性に関する文献調査と実態調査を行い, 保育ソーシャルワーカーとして備えるべき効果的な援助的要素を抽出し, これをもとに養成カリキュラムの基礎資料を作成した。2年目は, 基礎資料をもとに, 養成カリキュラムの内容と指定履修科目の確定ならびに各科目のシラバス作成までを含めた一連の保育ソーシャルワーク教育課程の構築と設置の提案を行った。
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