研究課題
挑戦的萌芽研究
知的障害者による造形芸術表現活動は、障害当事者の日常生活を豊かなものにするとともに、障害当事者と彼らの利用する福祉施設の社会参画活動を推進する意義を担うものとして、近年、注目を集めている。また障害当事者の制作活動には、現代美術が追求する脱構築的な美的意識に基づく作品も多く、新しい美意識の普及にも貢献している。しかしその需要に当たっては、美術関係者、福祉関係者および一般の美術愛好家の間に、少なからぬ認識の不一致が散見され、今後の課題も少なくない。
障害者福祉