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2017 年度 研究成果報告書

オキシトシンによるサルの援助行動の変化に関する実験的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K13159
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 実験心理学
研究機関名古屋大学

研究代表者

川合 伸幸  名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (30335062)

連携研究者 一戸 紀孝  国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター・神経研究所, 微細構造研究部, 部長 (00250598)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードマーモセット / 社会性 / オキシトシン / モデル動物 / 向社会行動
研究成果の概要

マーモセットは、自身に餌がなくても他個体のために餌を取る援助行動を示すか、オキシトシンの投与により向社会的行動(援助)が促進されるか、を調べるための予備的検討を試みた。
先行研究とは異なり、マーモセットは援助行動を示さず、むしろどちらも餌がもらえない選択肢を多く選んだ。それは不公平忌避といえるので、不公平忌避を示すか調べたところ、従来の研究とは異なり初めて雌雄ともに不公平忌避を示したが、パルプロ酸を投与された自閉症モデル個体は示さなかった。
オキシトシン、コルチゾールなどのホルモンを非侵襲的な方法で測定し、日内変動も確実に捉えられる手法を確立した。しかし自閉症モデルは日内変動を示さなかった。

自由記述の分野

心理学・実験心理学

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公開日: 2019-03-29  

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