研究課題
挑戦的萌芽研究
複雑な認知課題の遂行が困難な症例に対する脳機能の計測のために、睡眠時の脳波を帯域ごとに解析した。その結果、注意欠陥・多動性障害(ADHD)児内で睡眠時の脳波に差異がみられた。このことから、今後の投薬の手法などの治療方針を選定する際に、睡眠時脳波計測が有用である可能性が示唆された。今後は、睡眠時脳波と認知機能との関連性をより明らかにするために、症例数を増加して検討することが求められる。
発達障害