研究課題
挑戦的萌芽研究
近年の臨床知見から、セルフモニタリングの低下が、統合失調症の有用な指標になることに着眼し、今回、マカクサルにおいて、自身が下した判断に対する確信度(セルフモニタリングの結果)を、測定した。また、生理実験において、確信度は、視床の高次連合核において、コードされているが、一次性中継核には、コードされていない傾向にあることが分かった。視床の高次連合核の一つ、視床枕の神経活動を抑制すると、確信度は、低下した。
神経科学