特別活動における道徳教育の充実方策に関する研究の主な成果は、次の3点である。 1点目は、特別活動の指導の成果の一端を見ることができる社会性測定用尺度を開発できたこと、2点目は、開発した尺度を活用し教師が自律的に進める社会性を育む特別活動指導改善プログラムを開発できたこと、3点目は、中学生の社会性育成状況を調査しその結果から効果的な指導の在り方に関する示唆を得ることができたことである。得られた主な示唆は次の3点である。教職員の共通理解、共通実践が重要であること、長期的な視点で取り組むこと、進級時の指導が効果的であることである。
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