研究課題
挑戦的萌芽研究
酸化物半導体のp/n伝導型およびキャリア密度を制御する方法として、酸化物の生成反応と同時に還元反応を誘起する方法を開発した。ミストCVD法での成長時に、原料溶液にアンモニアやグルコース等の還元剤を付加したり、還元性の成長条件をとることで、p型伝導の実現が困難な酸化物半導体へのアクセプタ形成を目指した。この結果、p型酸化スズを制御して成長でき、酸化インジウムや酸化ガリウムにおいてアクセプタの形成を確認し、今後のデバイス化に向けた萌芽となる結果を得た。
半導体工学, 結晶工学