フェムト秒の時間分解能で数10ピコ秒の計測時間をもつシングルショット任意光波形制御/計測技術の実現をするために,これまでに我々は光周波数コムシンセサイザ/アナライザを開発した.ここで、時間分解能と制御時間領域の比と,その計測制御時間での積算時間を改善するために前者に対しては200 GHzコムのピーク間を25 GHzでサンプリングすることで計測時間を5ピコ秒から40ピコ秒へ拡大することを目指す.また,後者に対しては40ピコ秒の時間窓で信号光を切り出して1 GHzデジタイザでシングルショット計測することで,疑似的な25 GHz(40 ps)デジタイザでのシングルショット計測を実証した.
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