本研究では光ナノファイバ上の個体量子ビットのコヒレント制御を目的としました。下記のように4つの成果がありました。 i)東北大学での新たなナノファイバ作成装置の実現。ii)準決定論的にナノファイバ表面上にナノ粒子の導入。固体量子エミッタがナノ結晶なので、ナノファイバ表面に導入すつ方法が必要である。ほぼ50%の確率で単一粒子の導入ができる。iii)グレーティングナノ構造のデザインと作成。このナノ構造を用い、ナノファイバ内の光に対して共振器の生成ができる。共振器の影響でエミッタとファイバの結合が増強できる。iv)ナノファイバ表面上の粒子トラップの新たな方法を開発しました。
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