研究課題/領域番号 |
15K13588
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
古川 善博 東北大学, 理学研究科, 助教 (00544107)
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連携研究者 |
掛川 武 東北大学, 大学院理学研究科, 教授 (60250669)
長瀬 敏郎 東北大学, 総合学術博物館, 准教授 (10237521)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 鉱物 / RNA / テンプレート / 重合 / リン酸化 / ヌクレオチド |
研究成果の概要 |
本研究では鉱物表面でのヌクレオチドの重合によるオリゴヌクレオチドの生成に挑戦した。テンプレート鉱物はジプサム、カルサイトを用い、4種類のヌクレオチドについて実験を行なった。その結果、一部の実験ではジプサム基盤、ガラス基盤で十数量体のオリゴヌクレオチドが生成した。しかし、再現性や基板による優位な差が確認されないことから、追加実験を行なっている。 また、ホウ酸とリン酸を含む鉱物であるルネバガイトが、ヌクレオシドをリン酸化してヌクレオチドの生成を可能にするということを示した研究はドイツの科学誌Angwandte Chemie International Editionに掲載され表紙にも選ばれた。
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自由記述の分野 |
地球化学
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