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2017 年度 研究成果報告書

AEとECの複合測定を用いた高圧下における固液2相系の剪断不安定化に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K13596
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 岩石・鉱物・鉱床学
研究機関九州大学

研究代表者

久保 友明  九州大学, 理学研究院, 教授 (40312540)

研究分担者 加藤 工  九州大学, 理学研究院, 教授 (90214379)
連携研究者 東 真太郎  九州大学, 大学院理学研究院, 特別研究員(PD) (60771293)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード深発地震 / 高圧変形実験 / AE測定 / 放射光実験
研究成果の概要

稍深発地震や深発月震の原因とされる脱水反応や部分融解など固液2相系の剪断不安定化プロセスを実験的に検討するために、高圧下で大歪みせん断変形場を実現し放射光X線その場観察および多端子AE測定を行う実験システムを開発し、カンラン石と少量の玄武岩メルトの系やカンラン石とアンチゴライト脱水系において実験を行った。特にカンラン石―アンチゴライト2相系においてはせん断変形場において変形が局所化していく様子がその場観察でき、せん断面には細粒のガウジ層も観測された。昇温脱水時にはせん断変形が激しくなり小規模のAEが多発する。変形が局所化したせん断面において脱水時には不安定なすべりが発生している可能性がある。

自由記述の分野

鉱物物理

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公開日: 2019-03-29  

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