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2016 年度 研究成果報告書

単細胞・多細胞生物進化の熱力学的解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K13617
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 物理化学
研究機関埼玉大学

研究代表者

中林 誠一郎  埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (70180346)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード単細胞多細胞転移 / 細胞性粘菌 / NADH蛍光
研究成果の概要

細胞性粘菌の飢餓集合をモデルにして、単細胞生物から多細胞生物への生物学的変化の熱力学的原因を解明した。二匹の粘菌細胞が接近するに伴ってNADH量が減少し、接触したときに最小値を示し、その後細胞の分離とともに上昇する事が判った。細胞性粘菌集団の総NADH 量を,飢餓による集合体形成前後で測定しても、集合体形成により総NADH量は減少した。これら2つの実験結果は、互いに調和的であり、多細胞化の初期過程は、多細胞化によるエネルギー代謝効率改善に支えられたと考える事ができる。

自由記述の分野

物理化学

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公開日: 2018-03-22  

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