研究課題
挑戦的萌芽研究
代表者らが開発した独自のクラスター合成反応、すなわち非極性の有機溶媒中で低配位Fe, Coアミド錯体M{N(SiMe3)2}2 (M = Co, Fe)に対して補助配位子Lおよびピナコールボランを順次加える均一系の反応から、正方形型のCo4クラスターや正八面体のCo6ヒドリドクラスター、ヒドリド配位子を持つFe4, Fe6クラスターを合成した。一連のクラスターは全て常磁性化合物であったが、分光測定とX線結晶構造解析に基づいて同定した。
錯体化学、有機金属化学、生物無機化学