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2016 年度 研究成果報告書

担持貴金属ナノ粒子による日本酒の貯蔵、製成法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K13679
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 機能物性化学
研究機関九州大学

研究代表者

徳永 信  九州大学, 理学研究院, 教授 (40301767)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード日本酒 / 老香 / ジメチルトリスルフィド / 選択的除去 / 担持貴金属ナノ粒子
研究成果の概要

日本酒などの飲料で、DMTSなどの硫黄化合物が悪臭の原因となることが知られている。従来技術として、活性炭を吸着剤に用いる手法が使われているが、活性炭は空孔内が低極性で、低極性物質を中心になんでも吸着してしまう。日本酒では、吟醸香の主成分であるヘキサン酸エチルなどのエステル類が活性炭により吸着除去されてしまい、商品価値が低下する。我々は、金、銀、白金などの貴金属をシリカなどの酸化物担体に担持した吸着剤が、硫黄化合物の選択的除去に有効であることを見出した。日本酒では、吟醸香を損なわずに選択的に老香(ひねか)と言われる劣化臭を取り除くことができた。

自由記述の分野

有機化学

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公開日: 2018-03-22  

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