• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

接着の分子論とその展開

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K13710
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 高分子化学
研究機関九州大学

研究代表者

吉澤 一成  九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (30273486)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード接着 / 量子化学 / エポキシ樹脂
研究成果の概要

量子化学計算を用いて、金属表面、炭素繊維表面およびガラス表面とエポキシ樹脂との接着相互作用に関する分子論的な研究を行い、水素結合が接着相互作用の要因になっていることを明らかにした。とくに接着界面に存在する吸着水の影響について理論的な考察を行った。計算モデルには接着剤分子としてビスフェノールA型のエポキシ樹脂を、被着材表面として水酸化されたγ-アルミナ面および同様に水酸化された炭素表面とシリカ表面を用いた。吸着水の層の厚みは接着力に極めて重要な効果を及ぼし、とくに吸着水の層の厚みが増すと界面の接着力が急激に低下することを理論的に明らかにした。

自由記述の分野

化学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi