2017 年度研究成果報告書

低流動温度および低粘性を示すPOSSイオン液体の創製と高耐熱性イオン伝導体の開発

研究課題

研究課題/領域番号	15K13711
研究種目	挑戦的萌芽研究
配分区分	基金
研究分野	高分子化学
研究機関	鹿児島大学
研究代表者	金子芳郎鹿児島大学, 理工学域工学系, 准教授 (80404474)
研究期間 (年度)	2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード	シルセスキオキサン / イオン液体 / POSS / 超強酸 / 環状シロキサン
研究成果の概要	かご型オリゴシルセスキオキサン（POSS）の結晶性を低下させ融点を消失させることで、POSS構造含有室温イオン液体の合成を検討した。2種類のイオン性側鎖置換基がランダムに配置されたPOSSや長いアルキル鎖を有するイミダゾリウム塩含有POSSが、室温イオン液体であることが分かった。さらに、イミダゾリウム塩やアンモニウム塩を側鎖に有する環状オリゴシロキサンも室温イオン液体の性質を示すことを明らかにした。
自由記述の分野	高分子合成、無機高分子、有機-無機ハイブリッド