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2016 年度 研究成果報告書

ウイルスキャプシドを基盤とした新規ナノ分子運搬容器の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K13786
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 高分子・繊維材料
研究機関京都大学

研究代表者

塚野 千尋  京都大学, 薬学研究科, 講師 (70524255)

連携研究者 大石 真也  京都大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (80381739)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードキャプシド
研究成果の概要

本研究ではウイルスの代表的構造である正二十面体構造を有するRNAファージMS2のキャプシドを合成標的に選択して、その合成を試みた。RNAファージMS2は大腸菌に感染するウイルスで、最も原始的なものに分類される。その構造はウイルスの中でも単純で、外殻のキャプシドは180分子のタンパク質からなる正二十面体構造をとる。本研究ではキャプシドを構成する129残基のアミノ酸からなるタンパク質の合成を検討し、三つのフラグメントの連結を想定し、これらの固相合成に成功した。また、フラビウイルス属のウイルスのキャプシドタンパク質の合成法を確立し、ssDNAの添加によりキャプシドが形成することを確認した。

自由記述の分野

合成化学

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公開日: 2018-03-22  

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