研究課題
挑戦的萌芽研究
エポキシ樹脂は三次元網目構造を有する熱硬化樹脂であり、接着剤や塗料として広く用いられている。これまで、重合・架橋反応の進行に伴う比較的大きなスケールの不均一性についてはほとんど検討されていない。本研究では、エポキシ樹脂の階層的不均一性の理解・制御を目的とし、粒子追跡法に基づき、エポキシ反応系中の局所領域における物性とその空間分布を解析した。
高分子・繊維材料