3Dプリンターによって、幾何学を利用した新奇なポーラス金属を創製し、発展させることで革新的な構造・機能材料へ繋げていくことが目的である。具体的内容を以下に挙げる。(1)Gyroid型ポーラス構造の作製 (2)大量生産を可能とする階層性ポーラス構造の作製 (3)汎用3Dプリンターによる紫外線硬化樹脂とナノポーラス金属の複合化 (4)ABS樹脂を使用する汎用3Dプリンターと金属メッキの組み合わせの検証 (5)ナノポーラス金属とセルロースファイバーとの複合化の試み 本研究を通じて、金属粉末レーザ積層造形装置の高価なリソースの問題を大きく感じたのが残念な点であり、この点を今後解決して行きたい。
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