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2016 年度 研究成果報告書

密度が逆転したガラスの構造と特異結晶化との相関

研究課題

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研究課題/領域番号 15K13804
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 無機工業材料
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

小松 高行  長岡技術科学大学, 工学研究科, 教授 (60143822)

研究協力者 篠崎 健二  
王 勇  
小高 幹也  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード特異結晶化 / 自己微粉化 / 強弾性結晶 / ガラス / 密度
研究成果の概要

本研究は、ガラスの密度が対応する結晶よりも大きいという、Gd2O3-MoO3-B2O3系酸化物ガラスの構造と自己微粉化という特異な結晶化挙動との相関を明らかにしたものである。B2O3をTeO2で置換したガラスにおいて、強弾性Gd2(MoO4)3結晶が生成し、検討したいずれの組成もガラスの密度は結晶より大きい。TeO2量が増えると、自己微粉化は急激に抑えられ、しかも個々の結晶粒に見られる周期的な屈折率変化も消失する。TeO2量が多いガラスでは、バルク状の結晶化ガラスが得られる。これは、B2O3の一部を結合力の弱いTeO2で置換することにより、結晶とガラス相界面で歪が大幅に緩和されるためである。

自由記述の分野

無機材料工学

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公開日: 2018-03-22  

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