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2016 年度 研究成果報告書

イオン液体を用いたエマルション電解液の創製と革新型蓄電池への展開

研究課題

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研究課題/領域番号 15K13815
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 デバイス関連化学
研究機関横浜国立大学

研究代表者

獨古 薫  横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (70438117)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード電池 / イオン液体 / 溶媒和イオン液体 / 電解質溶液
研究成果の概要

テトラグライムとLi塩からなる溶媒和イオン液体と様々な溶媒を混合することでエマルション電解液の調製を試みた。安定なエマルション状態を保つ電解液を調製することはできなかったが、カチオン構造に長鎖アルキル基を有する疎水性のイオン液体と溶媒和イオン液体を混合して電解液を調製した結果、長鎖アルキルが非イオン性ドメインを形成し、非イオン性ドメインとイオン性ドメインがナノレベルで相分離したエマルションに近い状態になることが示唆された。この疎水性の電解液は大気下でも水分をほとんど吸収せず、リチウム空気電池に適用すると、相対湿度28%程度の水分存在下でも放電・充電が可能であった。

自由記述の分野

電気化学

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公開日: 2018-03-22  

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