アップコンバージョン発光(UL)透明ディスプレイを投影から非投影方式にするためにアレイ導波路格子アップコンバージョン発光デバイスを作製した。希土類ナノ粒子膜をパターンし、直径50マイクロメートルのUL層のドットアレイを形成させた。次に、低屈折率シリコーンモールドと高屈折率ポリマーを組み合わせて幅50マイクロメートルのライン&スペースのアレイ導波路をUL層上で形成させた。このアレイ導波路に直交するように、二つ目のアレイ導波路を形成させた。一層目と二層目の導波路から808 nmと1500 nmの近赤外光を導入したところ、交差点でのみULが得られた。
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