申請者(弘前大・古屋)グループが2011年に開発した、新開発の大磁歪、高感度、加工量産性・低コストを達成した、ロバスト(堅牢)な鉄基FeCo過剰型磁歪合金素材(技術シーズ、特許3件申請済み)を、機械・建設系構造体の支柱や梁構造に固定設置し、負荷応力に伴う“逆磁歪漏れ磁束・発電効果”を利用した経年変形・劣化診断用のセンサ計測システムの可能性を調査した。FeCo線材の熱処理で磁歪感度は3倍以上増加し、また、磁歪線材をアルミ梁に接着し曲げ変形による漏れ磁束を計測し、わすかであるが曲げによって漏れ磁束が変化したので、逆磁歪効果を利用した力センサの可能性は十分あることが分かった
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