研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では切削油が波長400 nm程度の紫外光に対して、可視域の蛍光を放出する特性に着目し、切削油が発する蛍光を信号として、工具刃先形状の機上計測技術の開発を目指し、研究を行った。実験的に数μm程度の磨耗痕も測定可能であり、つまり、本手法は切削油の蛍光を取得することで、切削油が付着した状態でもマイクロスケールの工具磨耗を測定することが可能であった。このように、本手法を用いたオンマシンでの計測の工具形状計測可能性を示すことができた。
光応用加工計測