研究成果の概要 |
水中にメガヘルツ超音波(周波数0.95 MHz)を照射した場合に発生する定常流(音響流)によって駆動される格子乱流水槽を設計・製作し,生成される乱流の特性を粒子画像流速計(PIV)を用いて計測した.格子サイズは格子間隔M=20 mm, 格子幅4 mm(遮蔽率36%)である.さらに,格子によって形成される流動場の特性を明らかにするため,有限差分法に基づく時間発展格子乱流場の直接数値計算(DNS)コードを新たに開発し,格子レイノルズ数10,000と20,000に対してスーパーコンピューターを用いて計算を行った.実験と計算結果より,メガヘルツ超音波により駆動される格子乱流場の特性を明らかにした.
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