研究課題/領域番号 |
15K13883
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
宇高 義郎 玉川大学, 工学部, 客員教授 (50114856)
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研究分担者 |
松本 裕昭 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (10251753)
大久保 英敏 玉川大学, 工学部, 教授 (80152081)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 沸騰熱伝達 / 鉄鋼冷却 |
研究実績の概要 |
高温鋼板(600℃-900℃)の高密度水噴流冷却(強冷却)系の基本的特性を理解する目的で、以下の事項を行った。 1.大熱流束域の、従来行われてきていない超高温面の冷却特性を正確に測定を目的に、定常状態を実現するための熱流束集中型の特殊形状の伝熱ブロックにおいて、形状の決定および外そう法による熱流束と表面温度の高精度測定を実現するため、数値解析を用いて設計を行った。 2.上記の設計に基づき、高温において大熱流束および高精度測定の可能な伝熱ブロックを含む実験装置の製作を行った。 3.今後、鋼板温度と水噴流速度をパラメータとする実験室規模の実験を実施する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
伝熱ブロックの設計と製作が予想以上に工程が多く、また精密な製作を要したため、実験まで到達するのに時間を要している。
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今後の研究の推進方策 |
今後速やかに、高温金属面の水噴流冷却実験を進めていきたいと考えており、準備状況は良好である。
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次年度使用額が生じた理由 |
次年度にさらに実験装置製作を引き続き実施するため、次年度使用額を確保した。
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次年度使用額の使用計画 |
主に次年度の実験装置製作にあてる。
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