本研究の目的は,生体組織アレイを再構築する3次元光造形シングルセルスポッタを開発することであった.高い効率で細胞のプリンティングを実現することを目指した.セルスポッタにおける主要な構造を形成することに成功した.すなわちSU-8の縦穴とPDMSの空圧膜からなる可変開口が構築された.また単一細胞のみが流れでトラップされるように流路を設計した.2段のSU-8とPDMS流路を組み立てることで構造を構築した.今回の基礎作成技術は,基板上に単一細胞をパターニングすることを可能にする.さらに細胞液滴を形成するために,光硬化性樹脂の液滴をマイクロ流路で形成して,その特性を評価した.
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