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2016 年度 研究成果報告書

ナノ秒電界穿孔と薬剤液滴の帯電ジェット化による低損傷高効率薬剤注入システム

研究課題

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研究課題/領域番号 15K13921
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 電力工学・電力変換・電気機器
研究機関東京工業大学

研究代表者

安岡 康一  東京工業大学, 工学院, 教授 (00272675)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードナノ秒パルス / 電界穿孔 / 大腸菌 / 生残率
研究成果の概要

生物皮下組織への薬液投与や遺伝子導入など,細胞膜を介した薬液導入技術の研究開発が進んでいる。本研究では同軸2重円筒構造のブルームライン線路を使用してピーク電圧10 kV,半値幅8 nsのナノパルス電圧を発生させ,20 kV/cm以上の電界による細胞壁穿孔と薬液導入研究を実施した。大腸菌(ATCC25922)懸濁液にヨウ化プロピジウムおよび蛍光色素SYTO9を加えて,ナノ秒パルス電圧を印加した。ナノ秒パルス電界は大腸菌の生残率100%の状態で薬液導入を可能にし,周波数条件,印加電圧時間を制御することで,薬液導入率40%以上を達成可能であることを示した。

自由記述の分野

高電圧プラズマ工学

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公開日: 2018-03-22  

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